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先日、NHKで「10人のお坊さん」と言う番組をやっていました。
このブログを書いている時点では、前編が放送されていましたので、後日後編も放送されると思いますので、視聴してみてはいかがでしょうか。
その番組の中で ”イライラ” する感情に対する対処法について、それぞれのお坊さんが説法を行っていました。
参照URL:https://www.nhk.jp/p/ts/YN499WWPNN/
イライラする感情(怒り)が起こったと言うことは、自分に嫌なことが起きた時ですよね。
上司に叱られるとか、誰かに足を踏まれるだとか...
斎藤一人さんは、嫌なことと言うのは、前世自分がそれをやってきたからだと言います。
要は、自分がまいた悪い種が原因だと言うことです。
でも、その嫌なことが起きたら、それは因果を消すチャンスなんだとも言っています。
相手にやり返すとか、さらに別に人に嫌なことするとか、因果を繰り返すこと無く、愛を持って対応し、自分の因果を刈り取れば、因果は消滅すると言うことです。
最初に紹介したNHKの番組の中では、まさに同じようなことをお坊さん方が語っておられます。
この番組には、YouTubeの怪談説法で有名な三木大雲住職も出演されていて、イライラする感情についてこんな風に語っています。 (一部抜粋です。 また、実際には、番組で三木住職がこの説法をされる姿は放送されていませんが、番組のホームページでのみ紹介されています。)
「実は前世、前々世、前々々世でやった悪いことが、今、悪いこととなって現れているんです。ですから現れる世と書いて現世と。そんな世の中で嫌なことがあったときに私はいつも前世、前々世でやったことが今返ってきてるんだなというふうに考えるとともに、今これを許すことで私の罪が1つ消えるんだ、そんなふうに思うようにしてるんです。
ですからなんか嫌なことがこれは、過去の自分の罪が消せるチャンスだな、というふうに考えるようにしているんです。そうしていくと、徳を積んでいくことにもつながるんです。仏教では『積徳』、“徳を積む”ということをよく言われます。この徳を積むことで悟りに近づけるというふうにお経にも出てきます。」
参照URL:https://www.nhk.jp/p/ts/YN499WWPNN/blog/bl/pxLLXG3NZx/bp/p1dONDRw3M/
一つ前に書いた記事のネタにしましたが、”許す” という言葉が出てきます。
斎藤一人の天国言葉にもありますが、”許す”って事は本当に大事ですね!
また、曹洞宗の安達瑞樹さんは、徳を積むための気づきのターニングポイントだと語っておられます。(一部抜粋)
「『煩悩即菩提』という言葉があります。この“菩提”というのは“お釈迦様のお悟りに近づきたいという思い”ですね。煩悩があるからこそ、私たちはこの菩提が起こるわけでございます。もしあなたがいらいらっとしたとき、それはもしかしたらターニングポイントなのかもしれません。少し立ち止まってじっくり考えてみる、それができればきっと良い方向へと転ぶことができるのではないでしょうか。」
参照URL:https://www.nhk.jp/p/ts/YN499WWPNN/blog/bl/pxLLXG3NZx/bp/p1dONDRw3M/
最後に、浄土宗の長谷雄蓮華さんの説法では、”鬼”ということばがでてきます。(一部抜粋)
「『鬼』という言葉があります。実はこの『鬼』という言葉も仏教の言葉なんです。鬼という字は今のような漢字じゃなかったんです。鬼という字は、“隠れる魂(隠魂)”って書くんですよね。隠れる魂とは何か。実は自分自身の中に、鬼が住んでいるんです。」
「鬼になりそうだったら、イライラしそうだったら、ちょっと手合わせてみるのもいいかもしれませんよね。手合わせてみたら、「あ!鬼になってる!」、そう省みていただきたいと思います。鬼になっちゃ駄目ですよ。仏様みたいなお顔になりましょう。」
参照URL:https://www.nhk.jp/p/ts/YN499WWPNN/blog/bl/pxLLXG3NZx/bp/p1dONDRw3M/
人に対して愛を持って接し、許す心を持つことが、徳を積み、魂を成長させる秘訣の一つだと真に思いました。
前の記事に書きましたが、許す事ができないと、人は鬼になります。 本当です!

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